リトアニアの世界遺産!ミステリアスな空気漂う十字架の丘へのアクセス(バスの行き方)

リトアニアの北部、シャウレイの町はずれに、数え切れないほどの十字架が建ち並ぶ不思議な場所があります。

ここはリトアニアの世界遺産「十字架の丘」であり、そのなんともいえないミステリアスな雰囲気が人々の注目を集めています。

十字架の丘はシャウレイの街から離れているため、バスかタクシーを利用しなければなりません。

今回はバスの乗り方とバス停からの道順、そして現地の様子をまとめました。


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リトアニアの世界遺産「十字架の丘」とは

シャウレイはラトビアの国境から約50km南にあり、十字架の丘はシャウレイの街からさらに12キロ離れています。

名前の通り十字架だらけの丘なのですが、その数はおよそ5万以上といわれており、現在もなお増え続けているそうです。

地面に十字架が建てられている様子といえば、つい墓地をイメージしてしまいますが、ここはあくまでも巡礼地であり死者が眠る場所ではありません。

リトアニアはかつてソ連から強い圧力をかけられていて、それによって命を落とす者までいた時代がありました。

それを哀れんだ人々が十字架を建てたのが始まりといわれていて、その後もリトアニア人は十字架に祈りを捧げることで、無言の抵抗を続けたそうです。

旧ソ連軍はブルドーザーで十字架を撤去したこともありましたが、何度やっても再び元の通りに集まり出し、けっきょくこれらがなくなることはなかったそうです。

現在は「リトアニアの十字架の手工芸とその象徴」として、ユネスコの世界無形文化遺産に登録されています。


シャウレイから十字架の丘への行き方

十字架の丘へはバスで向かうのが一般的ですが、バス停からも2kmほど歩くためタクシーを使う方もいるようです。

ですがバスは料金が格安な上に乗り方もかんたんなので、急ぎでなければこちらの方がおすすめです。

1.シャウレイからバスに乗る

出発地点はシャウレイのバスステーションです。まずは窓口に行ってバスの時刻表をゲットしてください。

左がシャウレイから十字架の丘へ向かうときの時刻、右が十字架の丘からシャウレイに戻るときの時刻です。(2018年1月現在)

窓口では英語が通じないかもしれませんが、十字架の丘に行くツーリストは多いので、「クロスヒル」と言えばすぐにこの時刻表を出してきます。

乗り場は12番です。バスは十字架の丘行きの専用車ではないので、「ŠIAULIAI-JONIŠKIS」と書いてある車両を見つけましょう。

シャウレイからヨニスキス(Joniškis)行きのバスに乗り、「ドマンタイ(Domantai)」で下車します。

料金は片道0.8ユーロ(約105円)で、乗車時にドライバーに直接支払います。このとき紙幣ではなく、できるだけコインを用意しておくことをオススメします。

アナウンスがないので降りる場所がわかりにくいですが、ドライバーに「ドマンタイに行く」と伝え、運転席の近くに乗っていれば着いたときに教えてくれると思います。

またスマホのGPSはオフラインでも使えるので、googleマップを見ながらバス停に近づく様子をチェックするといいでしょう。

目的地に近づいたのを確認した上で、ドライバーや乗客に尋ねれば間違いないと思います。

2.バス停から十字架の丘の道順

ドマンタイ(Domantai)のバス停から十字架の丘まで20分ほど歩きます。道のりは長いですが、ほぼ一本道なので迷うことはありません。

まずバスを降りたらシャウレイ方向に数十メートル戻ってください。するとすぐにY字の交差点があり、そこに十字架が建っています。

この十字架をななめ左に曲がり、あとは直進するだけです。人も車もいない道をひたすら歩き、しばらくするとインフォメーションセンターが見えてきます。

ここへ来たらもう到着したようなものです。ななめ左がインフォメーションセンター、そしてななめ右にうっすらと十字架の丘が確認できるでしょう。

遠くから見る無数の十字架の集まりは、なんともいえない不思議な雰囲気が漂っています。

3.十字架の丘からシャウレイに戻るとき

十字架の丘からシャウレイに帰るときは、来た道を戻るだけなので難しくありません。

ただバス停までは徒歩2、30分かかり、バスも1時間に1本ほどのペースなので、もしもギリギリ間に合わなければしばらく待つことになってしまいます。

バス停には屋根がないので雨や炎天下の日はツラいです。そのため戻る際には、時間配分に気をつけましょう。


ミステリアスな空気が漂う「十字架の丘」

丘の上に無数に建ち並ぶ十字架は、数メートルもある大きなものから手のひらサイズの小さなもの、そして凝ったデザインのものからシンプルなものまで様々です。

小道の両脇にぎっしりと十字架が並び、周囲はとても静かで風で装飾がカタカタ揺れる音だけが聞こえてきます。

ちょっと異様な光景ではありますが、旧ロシア軍が何度撤去しても元通りになるのが納得できるような、人々の思いの強さが感じられます。

十字架の丘で祈りを捧げてみよう

十字架の丘では観光で訪れた私たちも祈りを捧げることができます。インフォメーションの脇の売店では十字架が売られているので、これを購入するのもいいでしょう。

祈り方に特に決まりがありません。絵馬のように十字架に願いを書いてもいいし、思いを込めるだけでもいいと思います。

気になる場所に自分の十字架を置き、心の中にある純粋な思いを感じてみてはいかがでしょうか。

十字架の丘に佇む教会

十字架の丘の少し先に、ポツリと教会が経っています。いつからあるのかわかりませんが、比較的新しい建物のようです。

教会内部からもガラス越しに十字架の丘が見え、その様子はどこか悲しく、そして同時に優しさが感じられるかもしれません。

十字架の不思議な景色と共に、静かな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。


リトアニアの世界遺産「十字架の丘」の感想

リトアニアには素晴らしい場所がたくさんありますが、その中でもっとも興味深い場所といったらこの十字架の丘です。

ここは降りそそぐ太陽の下に見るよりも、雪やくもりの日の方が、よりミステリアスな雰囲気が味わえるかもしれません。

リトアニアを旅行する際は、ぜひシャウレイの街と十字架の丘を訪れてみてはいかがでしょうか。



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