リトアニアの港町「クライペダ」と世界遺産「クルシュー砂州」!観光と行き方

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リトアニアの港町「クライペダ」

シャウレイを出て、リトアニアの港町「クライペダ」にやってきました。クライペダは船の景色が印象的な穏やかな街です。

船で対岸へ渡ると「クルシュー砂州」と呼ばれる全長98mの砂浜に出ることができ、さらに細長い陸地の先には「ニダ」というリゾート地あります。

今回はクライペダの観光情報と、そこで過ごした様子をまとめました。


クライペダの行き方

各都市からクライペダへ行くにはバスか電車を利用します。所要時間の目安はビリニュスから列車で5時間、バスで4時間。カウナスからはバスで4時間ほどかかります。

私はシャウレイからバスで向かい、チケットは以下のサイトから予約しました。料金や所要時間は便によって違うので、自身の予定に合わせて調べてみてください。

autobusubilietai

予約の際に日本のクレジットカードが使えなかったので、カウナスの友人に現金を渡し、リトアニアのクレジットカードで支払いを完了しました。

その後のシステムはわかりませんが、現在も日本のクレジットカードが使えるかは不明なので、予約は窓口で行う方が確実です。

クライペダのバスターミナルは列車駅のすぐ近くにあり、ロータリーから8番のバスに乗ると街の中心部へ行くことができます。


クライペダ港周辺のおすすめスポット

クライペダ旧市街

クライペダは港の周辺に見どころが集まっています。そのひとつが旧市街で、ツーリストインフォメーションがあるので、まずは情報収集してみてはいかがでしょうか。

私が訪れたときは週末だったせいなのか、インフォメーションはクローズしていて、季節が真冬だったこともあり街全体が閑散としていました。

ですが旧市街の古い街並みや、川沿いの景色はステキです。決して華やかではありませんが、古くこじんまりとした雰囲気が個人的には気に入りました。

それからリトアニアにはアートギャラリーが多く、旧市街でも写真の展示を見ることができました。アート好きな方は、ギャラリー探しをしても面白いかもしれません。

クライペダ城と博物館(Castle Museum)

クライペダ港から川を挟んで、反対側にあるのはクライペダ城です。ここには城跡が残っているだけで建物はありません。

ですが周囲が博物館になっているので、そこそこ見応えはあるかと思います。造船所として使われていた時代もあるようで、港町ならではの雰囲気が感じられます。

博物館は地下にあるので外から見てわかりにくいですが、近くにいけばトンネルのような入口があることに気付きます。

時間:10:00~18:00
休館:日・月・祝
料金:1.74€ 学生0.87€

http://www.mlimuziejus.lt


クライペダ対岸のスミルティネ

リトアニアの世界遺産「クルシュー砂州」

クライペダからフェリーに乗り対岸のスミルティネへ行くと、バルト海に面した美しい砂浜があります。

ここはクルシュー砂州といって、世界遺産にも登録されている全長98kmのロングビーチです。

スミルティネ周辺はその最北部分にあたり、ここから細長く湾曲した陸が南へと続いています。

クライペダからフェリーでスミルティネへ

クライペダ港からスミルティネへは、フェリーで約10分で到着します。船の本数は時間帯によりますが、1時間に2本くらいの頻度で出航しています。

料金は往復0.8€(約100円)。チケットは窓口か自動販売機で購入してください。自動改札があるので、バーコードをかざすと乗り場に入れます。

スミルティネ港の北側には水族館があり、到着後はそこへ向かう人が多いです。港から水族館までは徒歩20分ほどかかります。

Lithuanian Sea Museum

歩きたくない場合は1€(約130円)の乗り物もあるので、これを利用するといいでしょう。水族館に到着したら、海岸は林を抜けてすぐの距離です。


ロシア国境のリゾート地「ニダ」

スミルティネの南には「ニダ」という小さな町があり、ここは穏やかな雰囲気のリゾート地です。

ニダの海沿いはクルシュー砂州の中央付近となり、ロシアの飛び地である「カリーニングラード」に隣接しています。

ニダはとてもステキな雰囲気なので、クライペダを訪れたならば、ぜひ足を伸ばしてもらいたい場所です。

スミルティネからバスでニダへ

スミルティネ港の近くに、ニダへ行くバスの停留所があります。港周辺は建物などが少ないので、場所はすぐにわかるでしょう。

ニダ行きのバスの本数はあまり多くありません。そのため日帰りの場合はできるだけ早く向かった方がいいと思います。

所要時間は約1時間なので、9時台のバスに乗れば午前中にニダに到着します。料金は3.4€(約430円)で、ドライバーに「ニダ」と告げて直接支払います。

冬のニダ体験記

私がニダを訪れたのは1月でした。リトアニアの冬は凍りつく寒さであるため、本来ならば悪天候の場合は雪になるところです。

ですがこの数日間は奇跡的に気温が上がり、雨とともに風が強く吹き付けるという、最悪のコンディションとなりました。

余談ですが、氷点下の地域で予想外に気温が上がると、「暖かくてラッキー!」とはいかず、かえって過ごしにくくなる場合があります。

今回がそのいい例ですが、特にこの日のニダは強風だったため、雨風の中カメラを持って高台を歩くのはかなり難易度が高かったです。

それでもニダがステキな場所であったことは変わりがなく、できれば穏やかな日にもう一度訪れてみたいと思っています。

ニダのお散歩コース

ニダにはお散歩コースがあり、地図に記されている番号を順番に進んでいくと、ひと通りのポイントに行くことができるようです。

まずは公園を歩きました。気温が高いといっても水面は凍り、真っ白になっている様子が伺えます。

公園の道をしばらく歩くと、目の前にどーんと砂丘が見えてきます。写真ではあまり伝わらないかもしれませんが、立ちはだかる砂の山はなかなかの迫力です。

階段をのぼりさらに砂の山をあがると、砂丘の上に出れることができます。とても見晴らしが良く、天気が良ければ素晴らしい景色だと思います。

だけどこの日はものすごい強風で、頂上へ行ったものの怖くなってしまい、数秒で引き返してしまいました。

お散歩コースはとてもきれいに整備されているので歩きやすく、この先には石碑があり展望台になっています。

ただ、階段を上がるとさらに高台になるので、常に風との戦いです。

風邪をひくだけならいいですが、カメラが壊れてしまうので雨ざらしになるわけにはいかず、傘をさしていたら見事に大破しました。

ちなみにヨーロッパの人は、真冬の雨の中でも傘をささずに歩いています。雪ならまだしも冬の雨に打たれるというのは、ちょっと理解ができません。

遠くに黒く見える部分はロシアの飛び地、カリーニングラードです。こちらは海とは逆方向になるので、ロシアが右前方に見えています。

飛んでいけそうな近い距離にありますが、ロシアへ入るにはビザが必要です。他国が隣接している様子は、日本では味わえない感覚ですね。

ニダの灯台とクルシュー砂州

雨風はおさまることなく、壊れた傘をムリやり頭にかぶせていたのですが、この悪天候でこれ以上歩くのは困難と判断し、仕方なくバス停に戻りました。

町のスーパーマーケットで雨宿りをし、「はぁ、海を歩きたかったな…」と残念に思いながら、しばらく休憩してました。

たまたま中東に住む友達から「リトアニアはどう?」とメッセージが来て、それに返信しながら30分くらい経ったでしょうか。

ふと周りをみると雨が小降りになっていて、ニダの天気予報を見ると、なんと2時間だけ曇りマークになっていたのです。

もう奇跡ですね。もちろん大急ぎで海に向かって歩きだしました。風は相変わらず強かったけど、雨さえ降っていなければ大丈夫です。

ニダの灯台。リトアニアの友人によると中に入れるようですが、この日は閉鎖していました。

冬季だからなのか、それとも強風だからなのか、理由はよくわかりません。

タイムリミットは雨が止んでいる間のみ、そのため早足で歩きます。するとさっきは怖くて近寄れなかった海が見えて来ました。もう感動です。

クルシュー砂州に到着すると少し晴れ間も出はじめて、このラッキーな状況にテンションが上がりまくりです。

大はしゃぎでシャッターを押し続け、写真を撮るのがこんなに楽しかったのは久しぶりだったと思います。冬の海がやたら清々しく感じました。

どこまでも続く美しい砂浜。展望台とは逆方向の左側にロシアがあります。国境ギリギリのところまで行ってみたい気もしますが、あまり長居はしてられません。

少し未練を残しながら砂浜を退散し、ちょうどニダ のバス停に戻ったところで、再び雨が降り始めました。

旅は何が起こるかわかりませんね。ニダ訪問はなかなかハードな時間でしたが、とても素晴らしい場所でした。



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