バスと鉄道で行く!北京からモンゴル・ウランバートルまで1200km陸路の旅

ビザが切れる直前までネパールに滞在する気でいましたが、まぁいろいろ事情が変わりまして、予定より早くネパールを出ることになりました。

これから北京を経由してモンゴルに向かいます。でもただ行くのはつまらないので、前から経験したかった陸路で国境越えにチャレンジすることにしました。

かかった費用をざっくり計算したところ、北京からウランバートルまでの道のりは、バスと列車を使って約4600円ほど(正確ではありません)。

飛行機や国際列車を使えば数万円はかかるところを、総額5000円以内で移動することができました。手間と時間はかかりますが、きっとその分おもしろい経験になると思います。

北京空港からウランバートルまでの旅行程

北京空港
    ↓
エアポートバスで北京南駅
 ↓
地下鉄4号線で角門西駅
 ↓
地下鉄10号線に乗り換え大紅門駅
 ↓
バイクタクシーで木樨園長距離バスターミナル
    ↓
夜行バスで二連浩特(エレンホト)
 ↓
バスで国境を越えザミンウード
 ↓
寝台列車でウランバートル


スポンサーリンク

空港から木樨園長距離バスターミナルまでの行き方

中国は漢字なので読める看板も多いけど、発音がチンプンカンプンなのと、英語は全く通じないのでコミュニケーションは大変です。

なのでポイントとなる行き先を調べたら、漢字でメモを取っておくと尋ねやすいです。私は「北京南」「大紅門」「木樨園長途客汽車站」(木樨園長距離バスターミナルのこと)、とメモした紙を持ち歩いていました。

でも空港で「木樨園長途客汽車站」の文字を見せて行き方を尋ねたら、そんな場所知らないと言われたので、まずは最寄駅の大紅門を目指していけば間違いないと思います。

まずは北京空港からエアポートバスで北京南駅へ

空港を出て、まずエアポートバス乗り場へ向かいます。空港内のインフォメーションの横にあるエスカレーターを降り外に出ると、すぐにチケット売り場があるので、そこでチケットを購入して10番乗り場から出発します。

目的地は北京南駅(北京南站)で、荷物は自分で積み降ろしするので、あまり奥に詰めないように注意した方がいいかもしれません。

ちなみに電車で行く場合は、何度か乗り換えをすれば大紅門駅までいけると思います。その際は空港のインフォメーションに行き方を尋ねてみるといいでしょう。

私は電車があまり好きではないので、エアポートバスを選びました。ただ発車時間が曖昧なので、急ぎの場合は電車の方がいいようです。

北京南から地下鉄で大紅門駅へ

北京南駅から地下鉄に乗ります。次の目的地は大紅門駅。

中国の地下鉄は乗車前にセキュリティチェックがあり、いちいち荷物を下ろしてベルトに載せなければいけないので、旅人にとってはめちゃ面倒です。

でも地下鉄自体はわかりやすく、方向音痴の私でも大丈夫でした。切符は買い方がよくわからないので窓口で購入すると、PASMOのようなカードをくれました。

まず4号線から電車に乗って角門西駅まで、次に角門西から10号線に乗り換え大紅門駅で下車します。

大紅門駅からバイクタクシーで木樨園長距離バスターミナルへ

大紅門駅は木樨園長距離バスターミナルの最寄り駅です。

歩けば15分くらいで着くらしいけど、重たい荷物を背負ってるのでバイクタクシーに乗りました。知らない街で迷う可能性を考えたら、ここでちょっと楽するのもアリでしょう。

バイクタクシーは値段交渉できると思いますが、このときは疲れていたので言われた金額を払って終わりました。

相場がよくわからないけど、この類の乗り物を利用する際は、ドライバーに料金の確認をしっかりしてから乗った方が良さそうです。

木樨園長距離バスターミナルに到着

木樨園長距離バスターミナルに到着し、セキュリティチェックを抜けて中に入るとバスが停まっている広場に出ました。

でもどこを探してもチケット売り場が見当たらない。まわりの人にあらゆる単語とジェスチャーで訪ねてみたけど、ここは驚くほど英語の通じない国。みなさん見事に???の表情です。

困った…(*;∇;)チケット…くだチャイナ…

とその時、バスの中から片言の英語を話せるお兄さんが話しかけてきて、「チケットはドライバーに直接払えばいいよ。モンゴル行くの?それならこのバスに乗ればザミンウードまで行くよ」と教えてくれました。

二連浩特までのバスしかないと思ってたのに、ザミンウードまで行ってくれるなんてラッキーです。二連浩特で国境越えのためのバスを探してあたふたするくらいなら、このまま行ってもらえた方が楽チンですからね。


二連浩特(エレンホト)までの道とモンゴル入国

無事にバスが北京を出発し、国境の街に到着するのは朝7時頃。

寝てる間にかなりの距離を北上し、そこからいよいよモンゴル入国となりますが、ここまでの感想をいうとしたら、とにかく寒かった!のひと言です。

8月下旬でしたが早朝は冬のコートが欲しいくらいで、半袖でいると凍えます。上着は預け荷物に入れずに必ず手元に置いておきましょう。

長距離バスで北京から二連浩特(エレンホト)

夕方、夜行バスがモンゴルに向けて出発します。シートはゆったりしていて、毛布もちゃんと用意されているので意外と快適に過ごせます。ただトイレ休憩が少ないので、あまり水分を摂らない方が良さそうです。

それから北へ進むにつれてどんどん寒くなります。北京にいるときはTシャツ1枚に素足でしたが、途中からそんな格好ではいられません。

夜9時半頃、食事&トイレ休憩です。トイレの数はたくさんあるのでは渋滞しませんが、ここは隣とのしきりとなる低い壁があるのみで、正面の扉はありません。

扉がないということは、早い話が丸見えですね。ちなみにこのトイレ、ニーハオトイレというそうです。

食堂はあまりきれいでないことと、料金も高めです。だから夕食は北京から軽食を買っておいて、バスの中で食べてもいいのかも。

それからもう一つトイレネタですが、早朝に砂漠のような場所でトイレタイムがあります。そこは隣の壁さえ存在しない青空トイレで、女子はバスの陰でひっそりとするしか方法がありません。

でもモンゴルへ行くとそんなの状況は珍しくないので、予行練習と思って楽しみましょう。それより恐ろしく冷えるので、必ず着るものを用意しておいた方がいいと思います。

二連浩特(エレンホト)から国境越えをするまで

朝7時すぎ、二連浩特(エレンホト)に到着です。国境は朝から開いているみたいですが、バスは午後からゲートへ向かうので、それまで食事をしたり買い物をしたり、二連浩特の街を楽しむ時間となります。

国境を越えるにはバスかジープに乗らなければいけません。ジープは値段交渉できて旅をするには面白いけど、入国手続きをしている間に荷物を置いていなくなったりなど、詐欺に遭いやすいので注意です。

私の場合は、元々モンゴルのザミンウードまで行くバスチケットを購入してあるので問題ありませんが、二連浩特から新たな手段で国境越えをする場合は、やはりジープよりもバスをオススメします。

置き去りになればもう一度お金を払わなければいけないし、何より面倒ですからね。

中国側の国境にて。当たり前ですが、まずここで出国審査が必要です。それが終わるとバスに乗ってしばらく走り、モンゴルへ。今度はモンゴル側で入国審査を済ませます。

まぁなんと言いますか、意外と時間もかかるし面倒でした。でもこれで晴れて自由の身。ようやくモンゴルへ入国です。


ザミンウードから寝台列車でウランバートルへ

モンゴル入国から列車に乗るまで

モンゴルの入国審査を終えると、出てすぐの場所で両替ができます。再び中国に戻らないのであれば、元とトゥグルグをチェンジしておくといいでしょう。

そしてここはモンゴルの国境の街、ザミンウード(ザミンウデ)。駅はもう目の前なので、迷子になることはありません。

次はウランバートル行きの切符を買います。席はいくつかランクがあるそうで、私は一番安い席を購入したけど、特に不快だとは感じませんでした。

列車は座席指定なので、まず自分の場所を探します。言葉の壁があるので大変かもしれませんが、私は幸運にも旅の途中で友達になった、片言の日本語を話せるモンゴル人がずっとサポートしてくれたので、なーんにも困ることはありませんでした。

モンゴル人は表情豊かではないので一見無愛想に感じますが、基本親切な人が多いので、困ったときはきっと助けてくれると思いますよ。

寝台列車でウランバートル

ここまでくればもうひと安心。列車内ではコーヒーや紅茶などが飲めて、食事やお菓子も買うことができます。ただ列車内のトイレは鍵がかかる時間があるので、ここでも水分の摂りすぎに注意です。

あともうひとつ絶対に注意しなければいけないのは、列車内はスリが多いです。座席の下に荷物が入るので、そこに入れておければ問題ないけど、財布やカメラなど外に出してあるものは、目を離さないようにした方がいいですね。

広い広ーい景色の中を列車は進みます。見える夕焼けは、やはりとても美しい。朝になればウランバートルに到着します。

北京から2泊3日の陸路の旅の終点です。


スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。