ネパールの名所スワヤンブナート!世界遺産カトマンズ盆地の寺院でシンギングボウルヒーリング体験

カトマンズを代表する仏教寺院スワヤンブナートは、見晴らしのいい丘の上に位置しています。

毎日多くの参拝者と観光客が訪れる人気スポットですが、私がここで出会ったのは寺院観光ではなく、音の響きによる癒しでした。

通りがかりのショップから聴こえるシンギングボウルの音に導かれ、思いがけずヒーリング体験までさせてもらえた一日でした。

音というのは良くも悪くも心身に影響を与えるものですが、シンギングボウルは心に深い安らぎをもたらします。

その響きはただきれいなだけでなく、深く眠っていた愛しさや悲しみまでもが、湧いてきそうなサウンドです。

ここで過ごした癒しの時間と、寺院の様子をご紹介します。


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スワヤンブナートは代表的なカトマンズの寺院

仏陀の目が光るスワヤンブナート

ネパールには大小たくさんの寺院がありますが、その中で最も代表的なのがスワヤンブナートです。

ここはネパール最古の仏教寺院といわれていて、ストゥーパと呼ばれる塔に描かれた、黄金の仏陀の顔がひときわ目立ちます。

ネパール観光では必ず紹介される定番スポットなので、サイト上で見かけたことのある人は多いのではないでしょうか。

別名モンキーテンプル

スワヤンブナートは別名モンキーテンプルと呼ばれています。

その名の通りモンキー(猿)がたくさんいるのですが、観光地にいる野生の猿というのは、かわいくもなんともないのが正直なところです。

食べ物は標的となるので注意することと、むやみに近付けば攻撃される恐れもあるので気をつけましょう。

スワヤンブナートの地震の影響

2015年4月に発生したマグニチュード7.8の大地震で、カトマンズでは数々の歴史的建造物が崩壊しました。

そしてスワヤンブナートも影響を受けた寺院のひとつです。

私はその翌年にネパールを訪れる形となりましたが、修復作業はあまり進んでいるようには見えませんでした。

でも以前の姿を知らないせいか、崩れた建物も修復作業の様子も、この街の景色の一部に感じました。

そして大きな打撃を受けたにも関わらず、特別に街が荒れているようにも見えません。

一部修復中の建物がありますが、観光を楽しむ分には問題ないかと思います。


スワヤンブナートの行き方と入場料

スワヤンブナートの行き方

スワヤンブナートにタクシーで行く場合

スワヤンブナートはカトマンズの中心であるタメルから、車で約15分くらいの位置にあります。

タクシー料金は乗る場所によって違いますが、利用の際は外国人価格となるので、必ず値段交渉をしてから乗りましょう。

ネパールはタクシーに限らず、すべての値段が曖昧です。値段交渉は「これ以上ダメだ!」と言われるところまで落としても、さらに安くなる場合も多いです。

スワヤンブナートにバスで行く場合

混雑の激しいカトマンズのバス

バスでより安く行くこともできますが、カトマンズの路線バスは、身動きできないほどの混雑が予想されます。

私は友人に連れられタメルからバスに乗りましたが、立つことも座ることもできずに狭い車内で中腰でした。

ちなみに別ルートでは、これ以上どうやって乗るの!?と目を疑うほどに詰め詰めでした。なので中腰になれるだけマシですね。

それは東京の朝の満員電車に3倍の人を詰め込んだイメージで、この街に定員オーバーという言葉はないのかもしれません。

ネパール慣れしていない方、またはツーリストだけの場合は、できるだけタクシーの利用をおすすめします。

バスの行き方は意外とかんたん

どうしても乗りたい場合は現地の人に乗り場を訪ね、次々と行き交うバスに行き先を告げれば、乗るべきバスかどうかを教えてくれます。

その際に発音が違う場合があるので「swayambhunath」と書いたメモを見せれば確実です。

モンキーテンプルと言ってもいいですが、その呼び方で伝わる人と伝わらない人がいるようです。ちなみに私の友人家族には伝わりませんでした。

乗車後も降りる場所をまわりの人に聞きましょう。大雑把な説明ですが、車内アナウンスがないので、どうしてもそのような行き方になってしまいます。

ただスワヤンブナートは主要の観光スポットであるため、乗り場やバスが見つからないという心配はありません。訪ねることさえできれば、行き方は意外とかんたんです。

ネパール人は英語を話す人も多いので、適当な単語を知っていれば、コミュニケーションは難しくないでしょう。

スワヤンブナートの階段と入場料

スワヤンブナートは丘の上にあるため、約400段もの長い階段をのぼります。

階段の途中に入場料を支払う場所があるので、済ませてさらにのぼりましょう。

入場料に関しては情報にばらつきがあり、金額が統一されてないのが謎なところですが、このとき私が支払ったのは200ルピー(約210円)でした。※2016年8月現在

振り返ると高台からカトマンズの街を見下ろすことができ、狭くごちゃごちゃした空間から、少し解放された気分になります。


世界遺産スワヤンブナート寺院案内

スワヤンブナートのもうひとつの入口

スワヤンブナートの入り口はもうひとつあり、こちらも坂道が続くので、到着までにはちょっとハードな道のりとなります。

ただ見た目がより華やかな印象で、ずらっと並ぶマニ車にキンキラキンの仏像、それから物乞いの数も多く見られました。

回すとご利益があるマニ車

マニ車とはチベット仏教で用いられる仏具です。

ネパールではヒンズー教と仏教がミックスされているため、仏教寺院だけではなくヒンズー教寺院にもこのマニ車が設置されています。

回すとお経を唱えたと同じだけのご利益があると言われ、チャクラ(人のからだにある7つのエネルギーセンターのこと)を表す意味もあるようです。

スワヤンブナートにいる人たち

ヒンズー教の修行者サドゥ

サドゥと呼ばれるヒンズー教の修行者もいました。

サドゥとは世を捨て修行に人生を捧げた人のこと呼びますが、ここにいるのが本物かどうかはわかりません。

目が合うと「一緒に記念撮影しよう」と言わんばかりに、身ぶりで誘導してきます。

撮影後には「マネー」と必ず言われるので、お金を出したくなければ撮影そのものをやめましょう。

ただ、たとえ商売目的であっても詐欺師ではないので、それほど警戒しなくても大丈夫だと思います。

至るところにいる物乞いたち

「マネー」と言ってくるのはサドゥだけではありません。ネパールには至るところに物乞いがいて、子供からお年寄りまで年齢層も様々です。

まるで挨拶でもするかのように笑顔で声をかけたり、「マネー!マネー!」と叫び続けるお婆さんがいたり、手足のない人が無言で横たわる姿も見られます。

日本人は「金くれ」と言われるのを嫌う人が多いですが、ネパール人は物乞いにお金を与えているのをよく見かけます。

これをどう感じるかはそれぞれですが、乞う側も与える側も、私たちの感覚とは違いがあるのは明らかですね。

ちなみにほかの国の人と比べてみても、サイフのヒモがかたいのは日本人だそうです。

スワヤンブナート内の設備

カトマンズにはたくさんの仏教に関する店があり、ここスワヤンブナートでも仏具や絵画が売られています。

カフェもあるので、長い階段をのぼったあとにひと休みするのもいいですね。

きれいではありませんが、公衆トイレもあるので観光には便利です。利用するには手前に座っているおじさんに使用料を支払いましょう。

スワヤンブナートでの注意点

お金は細かくもっておこう

ネパールでお金を使う場合、レストランやギフトショップ、また宿泊施設であってもお釣りが用意されてるとは限りません。

スワヤンブナートでもそれは同じで、私は売店でペットボトルの水を買いましたが、お釣りが出てくるまで10分ほど待ちました。

多分どこかで両替をしていたか、お釣りを集めていたのではないかと思います。

なので出かける際は、あらかじめ細かいお金を用意していた方がスムーズです。

虫除けスプレー必須です

入口の階段の途中に露店があり、そこで立ち止まったときにまわりを見ると、なんと蚊だらけでした。

ネパール人は香辛料が効いた食生活を送っているため体臭がきつく、そのおかげで蚊が寄ってこないと聞きますが、実際のことはわかりません。

どちらにしても私たちは、虫除けスプレー必須です。


シンギングボウルヒーリング

美しい音の響きに導かれる

友人は仕事だからと先に帰ってしまい、スワヤンブナート内で一人で写真を撮っていると、どこからともなく美しい音が聴こえてきました。

あまりの美しさに心が安らぎ、音がする店の中をのぞいてみると、オーナーらしきお兄さんが棚に並んだシンギングボウルを鳴らしています。

「きれいな音ね、演奏できるの?」

そう話しかけると、「こっちへおいで」と招かれたので、入り口の台の上に荷物を置いて中へと入りました。

シンギングボウルのヒーリング

お兄さんは引き続きシンギングボウルを鳴らしながら、音階や意味についていろいろ説明してくれています。

「ヒーリングをしてあげるからここに座ってごらん」

イスに座ると大きなシンギングボウルを取り出し、「目を閉じて」と言って私の頭の上で鳴らし始めました。

低い音がからだを伝い、深く細かく振動していきます。

それはまるで奥底に埋もれている、未開のエネルギーが揺さぶられていくような感覚でした。

持ち物は近くに置いておこう

次に少し前かがみにした私の背中にボウルを当てて、からだにダイレクトに音の波を響かせました。

もうどこかへ行ってしまいそうなほど気持ちがいいのですが、そのとき入り口に置きっぱなしにしていた、カメラとバッグの存在を思い出しました。

中断するのもなんなので、そのままヒーリングを受け続けましたが、ここは決して安全な国ではありません。

もしも通行人が隙だらけの私たちを見て、目をつぶっている間に荷物が奪われてしまったらどうしようと、完全な瞑想状態には入れませんでした。

これほどたくさんのシンギングボウルに囲まれる機会はめったにないのに、中途半端なままなのが残念です。荷物はやはり自分の横に置くべきですね。

だけどシンギングボウルの響きは本当に心地がよくて、その優しく懐かしい音にすっかり癒されました。

ネパールでおすすめのギフトショップ

お兄さんは物静かな口調で話す、とても親切な人でした。

仏教の思想やシンギングボウルについていろいろ教えてくれて、震災でお父さんを亡くされた話もしてくれました。

「興味があるならセラピストのトレーニングを受けれるよ」とそんな案内までされながら、かれこれ3時間くらい話したでしょうか。

何も買わないのに図々しくお茶までいただきながら、つい長居をしてしまいました。

有名な寺院の中にありますが、観光とは違った意味でおすすめしたい場所のひとつです。

ほかにもシンギングボウルが置いてある店はたくさんありますが、音というのは鳴らす人によって波動が大きく変わります。

例えばピアノを誰が弾いても心に響くわけでないのと同じですね。

興味がある方は是非、スワヤンブナート内のショップを訪ねてみてください。


ネパール人の印象

この日は思いがけずいろんな人にお世話になり、数人の新しい友達もできました。

実はそれまでネパール人に対してあまり良い印象を持っておらず、ネパールには行きたいけど、ネパール人はキライだ‥とさえ思っていたのです。

それはしつこく厚かましいイメージだったので、到着後もしばらくは、友人と家族以外の人は信用しませんでした。

だけど彼らはもともとの距離感が私たちとは違うようで、現地にいると厚かましさではなく、フレンドリーなだけに感じました。

もちろん良い人ばかりではありませんが、ネパールの旅でも運良く親切な人たちと知り合えました。

そのおかげでこの後も、ちょっと面白いネパールの旅が続きます。

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