ドイツでスリに遭いました!海外での盗難対策と荷物の持ち方の失敗例

ドイツで盗難に遭いました…

無くなったのは現金6万円にクレジットカード、それからあまり言いたくないので省略しますが、その他の持ち物もいろいろ…

今までもスリや詐欺の多い「注意が必要な国」を女一人で旅してきましたが、危ない目には一度も遭ったことがありませんでした。

それなのに、道に高級車がずらっと並ぶ先進国ドイツで、こうもあっさりやられてしまうとは夢にも思わなかったです。

しかも被害に遭ったのはヨーロッパに到着して4日目のこと。帰国予定は1ヶ月後で、まだ旅が始まったばかりだというのに、滞在費のほとんどが消えました。

悪運を招いたのは「気の緩み」からであり、つい日本と同じ感覚で過ごしてしまったことが原因でした。

ここでは改めて旅の注意点をお伝えするとともに、被害に遭ったときの状況についてシェアします。


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ドイツで盗難被害に遭ったときの状況

トラムで移動中の出来事

盗難被害に遭う前の持ち物

まず、盗難に遭ったのはトラムの中です。いえ、確かではありませんが、おそらくあの時だと思います。

私はドイツのベルリンからチェコのプラハに移動するために、バスターミナルに向かっているところでした。

そのためスーツケースにリュックサックなどすべて荷物を持っていて、手にはiPhoneと旅用スマホと旅用財布を握ってました。

旅用財布は100均で買った安物で、通常すぐに使うものを入れています。このときはいくらかのユーロとVisaデビッドカードが入ってました。

それ以外の貴重品はリュックの中で、残りの現金やクレジットカードなどは、別の財布に入れてしまってありました。

トラム乗車の際のハプニング


トラム内にある自動販売機

ベルリンのトラムは切符の自動販売機が車内にあり、乗車後にそこで購入します。

このときすべてのシートは乗客で埋まっていて、立っている人も多くいましたが、特に混雑していたわけではなく、空いてるわけでもない状況でした。

まず私は切符を買おうと、自販機にコインを入れてボタンを押しました。だけどなぜか機械は無反応で、切符が取り出し口に落ちてきません。

トラムにはこの日初めて乗ったため、やり方が間違ってるのかと思い、隣にいたおじさんに「教えてもらえませんか?」と声をかけました。

その顔を見たときに、一瞬ゾクっと嫌な感じがしましたが、話してみると意外に親切な人でした。

けっきょく切符は買えず、おじさんは「もう、このまま乗っちゃいな」と言って、乗り換え駅まであとどのくらいかなどを丁寧に教えてくれました。

「親切にしてくれてありがとう」

手前の駅で降りていくおじさんに、そう言って別れました。そのとき、人は見かけによらないものだな…と頭に浮かんだのを憶えています。

バスターミナルで盗難に気付く


ベルリン中央バスターミナルにて

その後、トラムを降りて列車に乗り換えました。列車内はとても空いていて、近くに人はいなかったと思います。

そしてようやくバスターミナルに到着し、とりあえず一息つこうと、背負っていた荷物を降ろしました。

そのとき私は自分の目を疑いました。なぜなら、リュックのファスナーが開いていたからです。

しかも2ヶ所…

う、ウソ!!サイフがない!!

||||||||||||||(* ̄ロ ̄)ガーン||||||||||||||||

慌ててスーツケースを広げて探したものの、確かにリュックに入れた記憶があるので、別の場所からひょっこり見つかるはずがありません。

動揺のあまり、この出来事を無かったことにしようと試みましたが、魔法使いじゃあるまいし、ストーリーの巻き戻しなんてできません。

勘違いだったら失礼ですが、おそらくトラムで会ったおじさんはスリで、車内に仲間がいたのでしょう。

切符に気を取られている間にもう一人が背後に近づき、リュックを開けたんだと思います。もうショックで目の前が真っ暗になりました。


盗難被害に遭遇した理由

原因は注意不足

こうなった原因は、私が無用心だった以外に何もありません。

今までの旅で被害に遭わずに済んでいたのは注意していたからであり、ドイツでは日本と同じ感覚で過ごしてしまったのが間違いでした。

具体的な不注意点

ボディーバックを持っていなかった

普段は荷物をメインバッグ、サブバッグ、ボディーバッグの3つに分けて持っています。

ボディーバッグには無くしたら困るパスポートや財布などの貴重品を入れ、常に体から離すことはありません。

しかしこの旅の心臓ともいえるボディーバッグを、なんとドイツでは持たずに過ごしていました。理由はできるだけ身軽でいたかったからです。

ボディーバッグだけならそれほど負担になりませんが、ほかにもカメラや備品などを常にぶら下げて歩いていると、けっこう邪魔になるのです。

日本であればリュックにひとまとめでもほぼ大丈夫ですが、外国ではそれでは危険だということを身を持って体験しました。

現金を分けて持っていなかった

私は旅先でクレジットカードを使わないため、いつも現金を持ち歩いています。

現金は通常、5ヶ所くらいに分けて隠し持っているのですが、ドイツではこれもせずに、手元のお金以外はひとつの財布に入れてありました。

そのためひとつが無くなったと同時に、大金が消える事態となったのです。しっかり分けて持っていれば、被害はもっと少額で済んだでしょう。

背後に貴重品を入れていた

ボディーバッグを身に付けていれば、きっとそこから物が無くなる確率は低いと思います。

ただし、しっかりと身に付けることが大事であり、ベルトや布が頑丈でないものや、強く引っ張ると外れてしまうものはNGです。

それからボディーバッグといえど、物を入れる部分が背後にくるのはもちろんダメで、必ず体の前で持っていなければいけません。

私はリュックに貴重品と、その他の大事なものを入れていたので、この時点で完全にアウトです。

リュックに鍵をつけていなかった


ベルリンで実際に持っていたリュックサック

旅人の間ではいろいろな意見があるようですが、私はメインバッグとなるスーツケースやバックパックに鍵をかけたことがありません

これらは預け荷物として手から離れる機会が多いため、そもそも無くなったら困るものは入れないのです。

だけどパソコンやカメラなどが入るサブバッグと、財布やパスポートなどが入るボディーバッグには、通常ダイヤル式の鍵を付けています。

さらにボディーバッグは寝台列車で寝るときなども体から離したことがありません。

しかしドイツではその大事なふたつのバッグを、ひとつのリュックにまとめた上に、鍵をかけずに後ろに背負っていました。

今までいったい何を経験してきたんでしょうか。この無用心さはバカとしか言いようがありません。

他人への警戒心が薄かった

旅先では人を心底信用してはいけません。信用するということは、それだけスキが多くなるので、危険度は高まります。

これは人間関係に壁を作れという意味ではなく、自分の身は自分で守らなければいけないという意味です。

ツーリストは特に狙われやすいので、初めての土地ではたとえ相手が友人の紹介やガイドさんであっても、安心しきらない方がいいでしょう。

今回の私はこの他人への注意力が欠けていて、セキュリティーが甘く盗難される結果を招きました。

甘いといっても普通にバッグに物を入れていただけで、中身が見えていたわけではないし、トラム内の死角となる場所にいたわけでもないのです。

だけど外国では、予想外の出来事が起こる可能性があるということを、じゅうぶんに心得ておかなければいけないようです。


万が一盗難に遭ってしまった場合には

クレジットカード会社に即連絡する

クレジットカード紛失の際は、何よりも先にカードを止めなければいけません。海外からもすぐに連絡できるよう、電話番号は必ず控えておきましょう。

私が連絡したのは夕方で、日本時間は深夜になっていたと思いますが、利用停止の依頼は問題なくできました。

二次被害を招かないためにも、とにかく気付いた時点で早急に対処することが必要です。

旅専用クレジットカードのススメ

私は日本でも海外でも、普段の食事や買い物などでクレジットカードを使うことはなく、複数のカードを効率よく使い分けることもありません。

今回メインのカードが無くなってしまったので、支払いのために番号を登録しているものは、すべて変更手続きが必要となりました。

これ、はっきり言ってめちゃめちゃ面倒です。なので旅先では万が一に備えて、番号が変わっても差し支えないカードを持つことをおすすめします。

今後は旅専用カードを一枚作り、日本で使っているものは、海外には持っていかない予定です。

支払い期日が過ぎる際には連絡を

旅先でクレジットカードを紛失した際に、支払いが遅れてしまう場合は、念のため支払う先に事情を話しておくといいかもしれません。

ガスや電気の支払いならば請求書が届くだけで済みますが、クレジット払いでしか契約できないものは、わりと短期間で利用停止になってしまいます。

連絡が必要かどうかは旅の期間や帰国のタイミングにもよりますが、どちらにしてもひと言状況を伝えておくと、その後の手続きがスムーズです。

保険会社に連絡する

海外旅行保険に加入している場合は、保険会社に連絡を入れましょう。手続きそのものは帰国後になりますが、記憶が新しいうちの方がきっと相談しやすいです。

それから物だけが無くなった場合や、または盗難される際にケガをした場合など、状況によって申請に必要なものは変わってくると思います。

詳しくは各保険会社に直接問い合わせ、必要事項を確かめてみてください。

レシート類はできるだけ取っておく

海外旅行保険を申請する際には、いつどこで何があったという状況を、できるだけ細かく伝えなければいけません。その際に役に立つのがレシートです。

例えば現地で買ったものが盗難された場合、それを確かに持っていたと伝えるには、やはり購入時のレシートがないと会社側は判断をすることができません。

バスや電車のチケットなども、被害に遭った状況をより鮮明に伝えるツールとなるので、旅が終わるまではできるだけ捨てずに取っておきましょう。

現金とクレジットカードは保険適応外

海外旅行保険はすべての持ち物に適応されません。現金やクレジットカードなどは適応外であるため、これらは無くしたらそれまでです。

最近では現金も保証される保険が登場したようですが、保証額はじゅうぶんとはいえず、やはり最終的には自己管理しかありません。

現金、クレジットカード、パスポートなどの貴重品類は、特に注意して管理しながら過ごしましょう。

現地の警察に被害届けを出す

現地の警察に被害届けを出しに行きましょう。届出証明書は海外旅行保険を申請する際に原則として必要です。

それ以外の意味でもツーリストが被害に遭ったという事実は、やはり報告した方がいいと思います。

とはいっても旅の途中はこれが不可能なこともあり得ます。私の場合はドイツから他国であるチェコへ移動中だったため、地元の警察に行くことはできませんでした。

チェコの警察でも取り扱ってもらえないか問い合わせましたが、やはりベルリンで起きたことはベルリン警察に行くしかなく、再訪問も無理でした。

このようにどうしても出向けない場合もありますが、だからといって怠るのではなく、状況が許す限り届け出るのをおすすめします。


ベルリン盗難被害のまとめ

何か感想をいうとしたら「最悪」のひとことです。

ケガしなかっただけでも…という意見はたくさんもらいましたが、消えたお金は約1ヶ月の生活費であったため、悔しくないわけがありません。

今回盗難被害に遭ったのは、きっと私が旅に慣れてきたからだと思います。

例えば車の事故をもっとも起こしやすいのは、免許取りたての初心者ではなく、一年くらいして運転に慣れた頃なのだそうです。

私もいくらか旅に慣れたことで、知らない土地を歩く緊張感が薄れ、さらに今まで無事に過ごせたことが油断につながり、この事態を招きました。

どんなに注意しても被害に遭うときは遭ってしまいますが、万が一の状況が最小限で済むよう工夫はしておく方がいいでしょう。

ただこのあとは現地の友人たちのおかげで、チープで面白い旅ができました。最終的に旅を楽しめたことは、本当にラッキーだったと思います。


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