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雄大な景色の世界遺産!モンゴル帝国の都カラコルムとオルホン渓谷

モンゴルの世界遺産であるカラコルムは、都でありながら大自然が感じられる見どころ満載の観光地です。

モンゴルの歴史を語る上では重要な存在であり、シーズン中には国内外から多くの人々が訪れています。今回はそんなカラコルムをご紹介します。


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歴史あるモンゴル帝国の都「カラコルム」

カラコルムはモンゴルの中央付近に位置していて、周囲は雄大なオルホン渓谷が広がっています。

ここはモンゴル帝国の都として栄えた重要な場所で、1220年に初代皇帝チンギス・ハーンがこの地に都を置くよう命令をくだしました。

実際に建設が始まったのは2代目皇帝オグデー・ハーンの時代からですが、このとき世界中から腕利きの職人が集められたそうです。

そして東洋文化と西洋文化が混ざり合う、斬新なスタイルで建築がすすめられました。

その結果「草原の道(ステップ・ルート)」と呼ばれる交通ルート(現在の北京からウクライナ付近まで)の拠点となり、東西貿易の中心として発展していきました。

また多くの外国人が暮らす国際的な都市となったため、町には仏教寺院のほかに、キリスト教会やイスラム寺院など12件の建物が建てられたそうです。

つまり当時のカラコルムはモンゴル帝国の都というだけでなく、世界の中心でもあったということです。


カラコルムの見どころ

エレデネ・ゾー寺院と108の仏塔

東西貿易の中心となったカラコルムですが、最盛期には町に62件の寺院の建ち、約1万人の修行僧が活動するなど、宗教や学問の中心としても栄えました。

ですが1460年頃、中国の明軍によって町は破壊されてしまい、華々しかった都は衰退したまま長い年月が過ぎていきました。

そして1580年にカラコルムを再び立て直そうと、町のメインとなる寺院の建設を始めました。

それが現在のエレデネ・ゾー寺院だそうですが、建設は約200年以上もかけて行われたそうです。

さらにエレデネ・ゾーのほかにいくつもの寺院が建設され、周囲は108の仏塔(ストゥーパ)で囲まれました。

こうしてカラコルムは復活しましたが、時代は変わって旧ソ連の支配下にあった1937年、宗教は社会主義の敵だとみなされ、政治的圧力により再び破壊されてしまったのです。

現在はその激動の歴史をまぬがれた、エレデネ・ゾー寺院と数件の建物だけが残っています。

雄大な景色のオルホン渓谷

カラコルムにはモンゴルで最も長い川といわれるオルホン川(1124kmの)が流れ、その両サイドには雄大な山々がそびえ立っています。

この付近は遊牧生活に欠かせない水が豊富であり、2000年以上も前から今と変わらない遊牧民の暮らしが営まれてきました。そしてそれらを物語る多くの遺跡も発掘されています。

またオルホン川の奥へ行くと「赤滝」と呼ばれる滝があり、こちらはモンゴル最大の規模を誇るそうですが、高さはなんと24mのミニサイズです。

迫力はイマイチですが、降水量が少なく平原続きのモンゴルに滝があること自体が珍しく、貴重な存在とされています。

モンゴル帝国記念碑

カラコルムの丘の上には円柱の壁に囲まれたオボーが建っています。この壁にはモンゴル帝国にまつわる絵が描かれており、カラコルムの華やかな歴史を表しています。

そしてここはオルホン渓谷を一望できる絶景スポットでもあり、カラコルムの自然の雄大さを感じることができます。


カラコルムのお隣「ブルド」もおすすめ!

ウランバートルからカラコルムへ向かう途中に「ブルド」という場所を通過します。

ブルドのツーリストキャンプに泊まり、カラコルムを日帰り観光するというケースも多いので、こちらも合わせてご紹介します。

ラクダに乗って砂丘を散歩

ブルドは見渡す限りの平原であり、一番の見どころは砂丘です。

モンゴルではゴビ砂漠が見たいと希望するツーリストが多いですが、南ゴビだとじゅうぶんな日数を確保しないとハードスケジュールになってしまいます。

そんなときはブルドの砂丘訪問がおすすめで、規模は南ゴビほどではありませんが、比較的大きな砂丘を見ることができます。

人気はラクダに乗って砂丘を散歩する体験であり、ちょっとエキゾチックな雰囲気が楽しめると思います。

またラクダはとても穏やかな性格なので、初めての方でも危険度が低く、なおかつ遊牧民が誘導するので安心して乗ることができます。

訪問客の願いを叶える巨大岩

ブルドの奥にはハダグド・ハダと呼ばれる巨大な岩があり、ここは地元の人のためではなく、よそからやって来た訪問客が祈るとご利益があるそうです。

祈り方はクッキーなどのお菓子を小さくちぎり、岩に向かってほおりながら周囲をぐるっと一周します。

そしてスタート地点へ戻る手前に岩の隙間があるので、そこに寝そべって願いごとをすると叶えられるといわれています。

ハダグド・ハダは草原に出現するちょっと不思議な場所なので、ブルドに行ったらこちらも訪問してみると面白いでしょう。

もちろん乗馬も楽しめます!

モンゴルといったらやはり乗馬!ブルドには広い草原がつづいているので、ラクダだけでなくもちろん乗馬も楽しめます。

車中ではなく馬上から見る景色は最高なので、地元の遊牧民とともにブルドの草原を駆け抜けてみてはいかがでしょうか。


カラコルム観光のまとめ

古い寺院に水の豊かなオルホン川、そして砂漠にラクダに乗馬体験と、カラコルムは観光するのにバランスの取れた場所だと思います。

ウランバートルからのアクセスは車で6時間。モンゴルの中では訪問しやすい位置にあります。行き先に迷ったときはカラコルムを選んでみてはいかがでしょうか。

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