上海で9時間のトランジット入国!乗り継ぎ時間に過ごした街の観光と注意点

成田からチェコへ向かう際に上海を経由することになり、そこで8時間45分のトランジットタイムがありました。

空港でジッとしてるより、せっかくだから一時入国して街に出ようと思ったわけですが、上海は予想以上に手強い場所でした。

正直なところ、今回の上海観光は非常に中途半端に終わってしまたため、おすすめなどお伝えすべきポイントが不透明なままとなっています。

なので、こんな失敗例もあるという目線で、以下をお読みいただければ幸いです。

気温は摂氏36度。滞在時間は約9時間。そんな上海で過ごしたハードなエピソードと、トランジットで一時入国する際の注意点をまとめました。


スポンサーリンク

トランジット入国する際の注意点

事前に調べておいた方がいいもの

まず、どこの国でも同じですが、トランジットで一時入国する際には、以下を念入りにチェックしておくことをおすすめします。

じゅうぶんな時間はあるか

現地の様子は行ってみないとわかりませんが、フライトに間に合わなくなる状況だけは、何が何でも避けなければいけません。

例えば街まで電車で30分といっても、実際は切符を買ったり待つ時間などが加わるため、所要時間はさらに多くかかります。

まして異国で勝手がわからず戸惑えば、それだけでも時間はどんどん過ぎていってしまいます。時間には必ず余裕をみて行動しましょう。

荷物を受け取る必要があるか

宿泊予定の場合は別ですが、ちょっと観光するだけならば、大きな荷物は邪魔になるだけです。

もしも荷物を受け取らなければいけない場合は、コインロッカーの位置なども、事前にできるだけ把握しておきましょう。

ちなみに私は受け取りの必要がありませんでしたが、必要だと言っている人もいます。航空会社や行き先によって違うのかもしれません。

空港からの移動手段

バス、電車、タクシー、地下鉄など、移動方法はいろいろありますが、空港からもっともスムーズな方法をチェックしておきましょう。

交通渋滞の可能性がある場合は、たとえ便利であってもバスやタクシーは避けた方が無難です。少々コストがかかっても、リスクの少ない手段を選んでください。

上海に一時入国する際に必要な時間

上海は街まで移動するのに時間がかかるので、乗り継ぎ時間が6時間未満ならば、空港から出ない方がいいでしょう。

それから上海が初めての方や、旅慣れていない方であれば、8時間以上はみた方がいいと思います。

心構えとしては、欲張らない!のひと言です。一時入国は寄り道に過ぎないので、暇がつぶせればOK、程度の気持ちで行動してください。


浦東空港でのこと

入国審査と出国手続きに時間がかかる

成田空港のチェックインカウンターで、上海で一時入国するつもりだと伝えると、受け付けのお姉さんにこんなことを言われました。

「一時入国は可能ですが、上海では入国審査に時間がかかり、出国手続きも大変混雑するので、フライトの4時間前には戻るようにしてください。

本当は空港内にいることをおすすめしてるんですけどね。ときどき乗り遅れる方もいらっしゃいますので…」

なーんて言うのでどれだけ混むかと構えていたら、入国も出国もガラガラでした。でも混雑する日もあるようなので、ここは用心しておいた方がいいでしょう。

通常であれば入国審査に1時間かかり、フライトの3時間前に空港へ戻るイメージでいいと思います。場合によってはもっとかかるかもしれません。

浦東空港での両替について

浦東空港ではATMが使えない

旅先での両替は、最近はほとんどVisaデヴィッドカードを使い口座から降ろしていますが、浦東空港のATMは中国のカードしか使えませんでした。

空港の人に尋ねても、みなさん別々のことを言うので、状況を把握するまで時間がかかりました。せっかくスムーズに入国したのに、ここでかなりのロス。

3階ではキャッシングができるらしいので、クレジットカード利用の方は、まっすぐそちらへ向かってください。

ただ私はキャッシング経験がなく、時間がせまる中で言語の違う画面に再び戸惑うのかと考えたら、カード系は諦めて大人しく銀行で両替することにしました。

浦東空港の銀行の両替は手数料が高い

街へ出る目的は写真を撮ることで、食事や買い物をするわけではありません。なので必要なのは電車賃のみ。ごく少額の人民元があればいいのです。

そのため2000円を両替したところ、50元(約860円)の手数料が引かれ、手元にきたのが62元(約1060円)。約半分の金額になりました。

浦東空港の銀行は手数料が高く、少額ならやめた方がいいという情報は得ていましたが、ATMくらい使えるだろうと甘くみていたのが今回の失敗の元となりました。

時間的にスムーズで、高い手数料を支払わずに済む方法は、日本出国前に両替をしておくことだと思います。

上海のWi-Fi状況

中国でインターネットを利用するには

中国はインターネットが非常に使いにくい国です。

Wi-Fiに繋げることはできますが、Google、Facebook、LINEなど、頻繁に使うものが制限されているため、ほとんどの調べものや連絡ができません。

そこで「VPN」というものを使い、中国以外のサーバーからインターネットに接続させると、これらが通常通り利用可能となります。

初めての方には難しく聞こえると思いますが、やることはとてもかんたんです。まずはVPNサービスの登録が必要なので、私はセカイVPNを利用しました。

セカイVPN

基本は有料ですが、2ヶ月間無料で期間内に解約しても違約金が発生しないので、一時入国の期間だけなら、ほぼ無料でサービスを受けられます。

まずはとにかくVPNサービスに登録し、その後は各会社の説明に沿ってご自分のデバイスで設定を行ってください。

浦東空港でWi-Fiを利用するには

浦東空港でWi-Fiを利用するには、まず空港内の機械でパスポートをスキャンし、パスワードをゲットしなければいけません。

入国せずに空港内にいるときや、搭乗時間を待つときなどは、19番搭乗口付近に行ってください。

パスワードは画面に表示されるので、写メでも撮っておくといいでしょう。そしてパスワードを入力しWi-Fiに接続したら、次はVPNの接続をします。

これで中国でもらくらくインターネットが利用できる…はずなのですが、空港に限らず上海はどういうわけか、回線がかなり不安定な状況でした。

かろうじて繋がったかと思えばすぐに途切れてしまい、暇つぶしにもならないほど不便さでした。まぁ、それでもないよりはマシかもしれません。

下の階は繋がりやすいかも?

帰国のときも上海を経由したのですが、日本行きの搭乗ゲートは下の階にあり、そこからバスで移動し飛行機に乗り込みました。

そのゲート付近ではなんとインターネットがサクサクで、ほとんど途切れることなく利用できました。

常にその状況かは不明ですが、必要な場合は試しに下の階へ行ってみてはいかがでしょうか。

それからWi-Fiに関してもうひとつ、帰国時はパスポートをスキャンする機械が壊れていて、パスワードを取得することができませんでした。

でもそのときはパスワードなしでWi-Fiに接続できたのですが、現在その機械が復活してるかどうかはわかりません。※2017年9月

浦東空港は飛行機の遅延が多い

浦東空港では飛行機の遅延が頻繁にあるらしく、私が乗る予定の便も6時間の遅れが発生しました。

しかもゲート前に紙が貼られただけで、再開時刻は朝になるまで未定のまま。状況が非常に把握しにくいので注意しましょう。

困ったことに、チェコ到着後には長距離バスに乗る予定で、どう頑張っても予約の時間には間に合いそうにありません。

仕方がないので友人に連絡をつけ、バス会社に問い合わせをするようお願いしたのですが、こんなときにWi-Fiが不安定なのもかなり困ります。

このとき同時にいくつかの飛行機に大きな遅れが出ていたようで、空港内のあちこちから中国人の怒鳴り声が響いていました。

浦東空港から出発する際は遅延の可能性も頭に入れ、到着の日に大事な予定を入れるなどは、できるだけ避けた方がいいかもしれません。


上海観光について

上海市内の移動手段

移動は地下鉄またはリニアモーターカーで

上海の主な交通機関は、地下鉄、リニアモーターカー、タクシー、バス、列車などですが、一時入国の際は地下鉄かリニアモーターカーの利用をおすすめします。

理由は交通渋滞の心配がないので、所要時間が読みやすいからです。よっぽどのハプニングに遭遇しない限りは、遅れることもないでしょう。

上海名物リニアモーターカー

リニアモーターカーは料金が片道50元(約860円)、往復チケットを買うと割引になり、片道分が40元(約690円)となります。中国語では「磁浮」。

時間によっては最高速度時速431kmで走るときもあるらしく、通常でも最高300kmほどの速さとなるため、利用そのものが上海観光のひとつとなりそうです。

空港を出ると「龍陽路」まで直通です。所要時間は8分なので、もっとも敏速に移動ができるということです。

ただ運行間隔が15〜20分あるので、発車までの待ち時間も頭に入れておきましょう。龍陽路からさらに移動する場合は、地下鉄を利用します。

上海の地下鉄の乗り方

上海の地下鉄は料金が安く、路線もかんたんなので、初めての方でも利用しやすいと思います。

PASMOのようなチャージができる交通カードを買うと、移動がとても便利だという情報を得ていたので、これを機会に一枚持っておくつもりでいました。

ですが購入場所を尋ねても普通の自販機に誘導されてしまい、ここでさらに時間のロス。あまり迷っている暇がないので、最終的には切符を買いました。

地下鉄に関しては、大変わかりやすく説明してあるサイトを見つけたので、こちらの情報を参考にするといいと思います。

[2017年版]上海地下鉄の最新路線図・料金・時刻表まとめ

注意点は地下鉄2号線を使う際に、広蘭路(广兰路)での乗り換えをすることです。

大部分の人が一斉に降りるので、乗り換えが必要なことをさえ知っていれば、すぐに状況を把握できると思います。

乗り換える列車は目の前なので、人の流れを見ていれば迷うことはないでしょう。

私はこれを知らず、そのまま車内に座っていたら、乗って来たおじさんが「ここで降りるんだよ!」と教えてくれました。

列車は折り返しになるので、声をかけられなければ危うく空港方面に戻ってしまうところでした。おじさんに感謝です。

上海の街の観光サービス

浦東空港でキョロキョロしていたとき、観光案内のお兄さんと目が合い話しかけられました。

トランジットツアーのようなものなのでしょうか。上海の観光スポットを車で巡ってくれるそうです。

とりあえず話を聞いてみると、ひと通りの街の主要スポットを巡り、時間内に空港に送迎してくれるトータル観光は1600元(約27350円)。

街の中心まで片道で観光し、帰りは自力で空港へ戻るハーフプランならば800元(約13700円)なのだそうです。

ほかにも色々提案されて「1万円くらいでドォ?」と言われましたが、たった数百円で街に出ようとしていた私には、どちらにしても高額です。

だけどこのようなサービスは、短時間で効率よく観光できると思うので、費用に余裕がある場合は活用するのもいいのではないでしょうか。


上海観光体験記

上海人のおすすめは世紀大道

私はどうやって行き先を決めたかというと、成田空港で上海行きの便を待つ間、近くにいた中国人に事情を説明し、おすすめなどを尋ねました。

トランジットは約9時間ありますが、出入国にかかるであろう時間をさし引いて、さらに余裕をみると、約4時間の自由行動が可能でした。

第一希望は「外灘」に行きたいと言うと、上海空港から外灘までは1時間半か、それ以上かかるので難しいとのこと。

世紀大道なら1時間で行けるからと、その周辺から見える美しい夜景の画像と、地下鉄の路線図を開いて行き方を教えてくれました。

ちなみに浦東空港から上海の中心部へは、どこへ行くにも1時間くらいはかかるようです。

世紀大道から見た上海の夜景

空港であたふたしながらも無事に世紀大道駅へ到着し、地上に出た直後、とても大事なことに気付きました。

地下鉄の乗り方や時間配分に気を取られ、どっちへ行くのか、周辺に何があるのか、この先どうするかが不明なままだったのです。

こんなときGoogleが使えれば便利ですが、Wi-Fiを探している暇がないのでとにかく歩くことにしました。

夏の上海は気温と湿度が高く、まるでサウナみたいに暑い。そんな中を早足で歩いてみたけど、進んでも進んでも面白そうなものは見当たりません。

どうやら、向かったのは夜景の方角とは逆だったようです。

タイムリミットが迫ってきたので、散策はやめて駅に戻ると、なんと反対側にあるじゃないですか…輝く夜景が(泣)

上海といったら夜景がおすすめと聞きますが、遠目で見ただけでも確かにそう思います。ビルの合間でしたが、少しでもお目にかかれて良かったです。

ハードな夏の上海観光とその後

夏の上海観光はとにかく暑く、駅の自販機で飲み物を買おうとしたら、持っていたコインが使えず、フラフラになりながら空港へ到着しました。

その後、まさかの遅延で朝まで飛行機が飛ばないというハプニングが起こりましたが、なんとか大忙しの上海観光は終わりました。

だけど実は、悪運が巡って来たのはこのあとです。それはまた別の機会に、旅の注意点としてお伝えしようと思います。

上海では意外と英語が通じる

私は中国経験といったら北京と二連を通過したことがあるだけですが、そのときはかんたんな英単語さえ通じなかったため、かなり困りました。

ですが上海は英語を会話として話せる人が多く、コミュニケーションがそれほど難しくなかったです。

もうひとつ印象的だったのは、無愛想な人が(北京よりも)少ないことでした。

道を尋ねた際に、一生懸命に日本語を話そうとしてくれた若者もいて、今まで苦手だった中国人がちょっと好きになりました。


上海のトランジット入国まとめ

上海は面白そうな街ですが、トランジット観光には向かない気がします。

理由は空港から街まで時間がかかり、 見どころが駅のそばにない場合が多いため、短時間ではとても慌ただしくなるからです。

もしも外に出るならば、私のように空港で迷うのではなく、日本で両替をしておくなどして、できるだけ現地で敏速に動ける状況を作りをおすすめします。

夜はやはり夜景がおすすめですが、昼間であればリニアモーターカーの乗車体験や、上海での食事を目的としてもいいかもしれません。

【中国関連記事】

バスと鉄道で行く!北京からモンゴル・ウランバートルまでの行き方、1200km陸路の旅

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。